Appearance
4.6.21(2026-10-21)
同期が止まった端末で同期を再開し、その端末に残っていた更新前の内容を控えから取り出せるようにする修正と、同じクラウドのファイルを手元のファイルと ☁ のファイルの両方で同期していた端末で、☁ のファイルの同期が止まると手元のファイルまでクラウドへ送れなくなることがあったのを直す修正と、クラウドへの送信が断られた内容を個人ファイルの写しに残してから最新版にする変更と、アプリの外で変わった手元のファイルをクラウドからの取り込みで上書きしないようにする変更と、アプリが内部で使うデータファイルをダウンロードで上書きしないようにする修正、クラウド使用量を領域ごとに出す変更、表の区切り線を細い線にして太さを選べるようにする変更を含むリリースです。
修正
取り込みページの罫線文字(
│─┌┼など)の縦線が、画面では薄い灰色(Windows では色のにじみ)に見え、行の高さを 1.5 にすると行の間で途切れていました。罫線文字を画素に揃った線で描き、行の高さにかかわらず上下の行とつながるようにしました。印刷(P)でも同じ線で描きます。二重線(═║など)は今までどおりです操作の直後などに、画面の表示が食い違って、アプリケーションエラーの画面(「未知のエラーです」)になることがありました。表示が更新を取りこぼさないように直しました
アプリが内部で使うデータファイルをクラウドのファイルのダウンロード先に選ぶと、そのファイルがダウンロードした内容に置き換わり、アプリの内部の内容と食い違うことがありました。ダウンロードを始める前に「アプリが使用するデータファイルには保存できません。別の保存先を選んでください。」と出して断るようにしました。アプリが使用するデータファイルと同じ実体のファイル(ハードリンクなど)はクラウドへ送らず、そのファイルの同期を止めます(手元の内容は残ります)。保存先の確かめには、順番を待つ時間を含めて最長 6.7 秒の上限があり、上限に達すると打ち切ります。時間の掛かる場所にあるファイルで、保存先の確かめやファイルを閉じる処理が同時にいくつも重なると、取り込みや送信を断ることがあります。断ったときは、クラウドへの送信はせず、手動の取り込みは止めます。重なりで断ったときは、重なりが解けたあとにもう一度操作すると、通ることがあります。ネットワーク上の場所や遅い外付けのディスクでは、保存先の確かめだけで時間の上限に達し、ほかの操作がなくても取り込みや送信を断ることがあり、同じ場所ではもう一度操作しても通らない場合があります。登録したドライブがとても多く、そのどれもの確かめに時間が掛かる場合(ネットワーク上の場所など)は、取り込みや送信を断ることがあり、もう一度操作しても通らない場合があります。使っていないドライブや遅いドライブの登録を外すと、通ることがあります
クラウドのファイル一覧の取得が通信の乱れで失敗したとき、次に一覧を開くまで前に取れた一覧のままでした。失敗の 5 秒後と、それも失敗したらその 30 秒後に、自動で取り直すようにしました
通信が失敗している間に端末に控えてある一覧を出すとき、同じパソコンで別のライセンスのコードとメールアドレスで登録し直しても、前の登録で取った一覧の名前が出ることがありました。今の登録で取った一覧だけを出すようにしました。この版に更新した直後は、一度クラウドのファイル一覧を取れるまで、通信が失敗している間に前の一覧を出しません
Google のアカウントで登録するときに、返されたメールアドレスが空だと、Google のアカウントのメールアドレスで補っていませんでした。空のときも補うようにしました
ライセンスの確かめやプランの切り替えの返事を待つ間に、登録し直したり解除したりすると、遅れて届いた返事で、登録し直したあとのライセンスの情報が書き換わることがありました(メールアドレスが前の値に戻るなど)。今の登録を書き換えないようにしました
アプリを終える途中で、終わりの手順で閉じたアプリの設定のデータファイルを開き直せないと、「初期化に失敗しました」の画面が出てアプリが終わることがありました。この場合は画面を出さずに終わるようにしました
アプリを終える途中や、そのファイルの同期が止まったときに、クラウドからの取り込みが中断すると、そのファイルを「エラー」にして内部の説明をそのまま残し、知らせを出すことがありました。中断で終わったときは、エラーにせず、知らせも出さないようにしました。ただし、手元のファイルを置き換えている途中や置き換えた直後に中断したときは、これまでどおり「エラー」になり、知らせが出ることがあります
クラウドと同期しているファイルの同期が止まったままになり、その端末に残っていた更新前の内容を、画面から別のファイルとして保存できないことがありました。更新前の内容を控えに残した端末で同期を再開したあと、復旧したファイルを開いた際に、「同期を再開しました。現在はクラウドの最新内容を表示しています。この端末に残っていた更新前の内容は、控えから取り出せます」と知らせる場合があります。知らせが出ないときも、控えが残っていて、回線と保存に必要な権利を確認できるときは、「クラウドストレージ」の「現在のファイル」の「この端末に残っていた更新前の内容」に出る「控えの内容を取り出す」で、控えの内容をファイルとして保存できるようにしました。回線が無いときは「現在の権利を確認できません。接続後にもう一度確認します」と出します。最新の内容を保存したあとに同期の準備が終わっていないときは、窓を閉じずに「最新の内容を保存しました。同期の準備はまだ完了していません。同期状態を確認してください。」と出します
同じクラウドのファイルを、手元のファイルと、FILE の欄や「ファイル一覧」で ☁ の付いた行から開いたファイルの両方で同期していた端末で、☁ のファイルの同期が止まると、使っている手元のファイルまでクラウドへ送れなくなることがありました。そのとき、回線がつながっていても「暗号化鍵を取得できません。ネットワーク接続を確認してください。」と出ていました。止まった ☁ のファイルは、未送信の変更がないと確認できた場合を除いて内容を控えに残してから片付け、使っている手元のファイルは止めずに同期を続けるようにしました。ほかの端末が先にクラウドの内容を進めていたときは、送れなかった手元の内容を競合の写しとして保存して知らせます
Windows でも、同期が止まったファイルを復旧する際に止めるのはそのファイルだけにし、関係のない別のファイルまで使えなくならないようにしました
Windows でも、同期を止めたファイルと同じ場所に置かれた別のファイルは、止めずに同期を続けるようにしました
Windows でも、クラウドからの取り込みの片付けで消すのはアプリが置いたファイルだけにし、アプリの外から置かれたファイルを消さないようにしました
Windows でも、アプリの外で差し替えられた手元のファイルを見分けて、クラウドからの取り込みで上書きしないようにしました
Windows でも、控えの内容の書き出しや同期の記録の保存を、途中で失敗させずに終えられるようにしました
変更
2 台で同じファイルを編集したときなどに、クラウドへのファイル全体の送信や差分の送信が、版の競合や元の版が古すぎるために断られたあとに「最新を取り込む」(元の版が古すぎるときは「最新版を再ダウンロード」)を選ぶと、送れなかった手元の内容が失われるおそれがありました。断られた内容を「元の表示名(競合の写し 端末名 日時).sqlite」という名前の個人ファイルとしてクラウドに保存してから、元のファイルを最新版にするようにしました。写しの保存が終わるまでは、元のファイルの手元の内容は置き換えません。開いている元のファイルは、知らせの「最新版を取り込む」を押すまで置き換えません。写しを保存して元のファイルを最新版にしたあとも、そのファイルを続けて読めます。知らせの「最新版を取り込む」で取り込めず、やり直しても同じ所で断られる失敗のときは、断られた理由を出します。写しの保存中・保存済み・元を最新版にしたことを知らせます。オフラインや途中で止まったときは、次の起動や再接続のときに続きから行います。元のファイルを最新版に置き換えている間は、そのファイルの読み書きを断るので、少し待ってからもう一度お試しください。共有のファイルへの上書き・送ったあとに編集が進んだ古い送信の結果の競合・送る前の確かめで見つかった競合では、これまでどおり「最新を取り込む」と「キャンセル」の画面を出します
クラウドと同期している手元のファイルを、アプリの外(別のアプリ・ファイルのコピー・同期ソフトなど)で変えると、次のクラウドからの取り込みが、その変更を何も言わずに上書きしていました。取り込みの前に手元のファイルを確かめ、アプリの外で変わっていたときは取り込みを止めて、「このファイルはアプリの外で変更されています。「最新を取り込む」と、その変更は消えます。残す場合はキャンセルしてください。」と出すようにしました。手元のファイルの状態を確かめられないときも、取り込みを止めて知らせます。「最新を取り込む」を選ぶと、手元の変更を消してクラウドの最新を取り込みます。止まっている間も、アプリでの保存と、手元からクラウドへの送信は続きます。この版に更新する前から同期していたファイルは、更新後に最初に確かめた内容を基準にします。それより前にアプリの外で変えた分は見つけられません
表の区切り線(罫線行・罫線列で引いた線)を、2px のグレーの線から 1px の細い線にしました。設定の「配色」の「罫線の太さ」で「太い」を選ぶと 2px の線になります。画面と印刷の両方に効きます。設定の「配色」は
colorで開きます設定の「配色」の「罫線の色」に「自動(既定)」を足し、既定にしました。自動は、細い線では黒(暗い背景では白)、太い線ではグレーで表示します。罫線の色を一度も変えていない方は自動として扱うため、画面の区切り線がグレーから黒に変わります。グレーに戻すときは、「罫線の色」で「グレー」を選んでください。グレー以外の色を選んでいた方の色は変わりません。印刷は今までどおり黒です
右下の拡大(+)・縮小(−)のボタンの左に、今の倍率を
100%の形で出すようにしましたクラウド使用量を、合算の 1 行から、「個人用」と「(グループ名) の共有領域」ごとの一覧にしました。サイドパネルの下と、設定の「クラウド使用量」に同じ一覧を出します。グループは自分が持ち主のものだけを出します。領域ごとに、使用量が 80% 以上になったときと 100% に達したときに知らせを出します。個人用の使用量には、持ち主のグループのファイルの容量などが含まれなくなるため、これまでの表示より小さくなることがあります(処理中の予約がある間は、大きくなることもあります)。合算の表示を出した直後の取り直しの結果を取りこぼして、古い値のまま残ることがあったのも、この変更で直りました
クラウド使用量の GB は 1 GB を 1024 MB として小数 2 桁、使用率は小数 1 桁で出します。1 GB 未満の使用量も GB で出します
TMの数値集計(1)で横軸を省略したときに、「集計するのは何列目ですか」に4,5,7のように複数の列を指定できるようにしました。列ごとに縦軸の項目別の合計を、指定した順に横へ並べ、最後に「合計」の行を出します。4-7のように範囲でも指定できます。横の合計列は作りません。見出しは元の列の名で、名の無い列は「N列目」になります。横軸を指定したときと、ほかの集計方法では、これまでどおり 1 列だけを指定します。1 列を指定したときの結果は変わりませんお問い合わせのときに原因を調べやすくするため、エラー通報と記録に次の項目を加えました。ファイルの場所や名前、データの中身は含みません。画面や操作は変わりません
- クラウドからの取り込みが復旧の停止で止まったときの理由
- 手元のファイルを開く準備が、ほかの処理と重なって失敗したときの、どの段階で何回目の試みだったか
- クラウドのファイルの登録を書き込めなかったときの、失敗の種類と回数
- クラウドのファイル一覧の取得が通信の失敗で落ちたときの、失敗の種類