Appearance
4.6.20(2026-10-01)
項の多い計算式で計算が止まる不具合と、cpd のコピー中に復号に失敗すると手元のファイルが消えることがある不具合、CALE の日付・曜日の色と複数月のカレンダーの不具合、HELP:<コマンド名> でコマンドの説明が開かないことがある不具合を直し、オートの WFL の直接書き出しと、クラウドが混み合って暗号化の鍵を受け取れないときにアップロードをあとで自動で送り直す変更を含むリリースです。
修正
同じ演算子が数千個続く式や、
=/で数千行をつないだ式など、項のとても多い計算式を計算すると、「Maximum call stack size exceeded」と出て計算が止まることがありました。項の多い式も最後まで計算できるようにしました(1+1+…の形で、計算式は約 4,000 項まで計算できます)。計算式が 32,768 字を超えるとき、括弧・関数の入れ子が約 256 段を超えるとき、式が長すぎて読み取れないときは、止まらずに「計算式が長すぎるか、括弧・関数の入れ子が深すぎるため計算できません」と表示します。オートのIFをとても深く入れ子にしたとき(約 2,400 段)も、英語のエラーではなくこの文言を表示します計算式や行番号の指定で括弧を何段も重ねたときに、読み取りに数秒以上かかることがありました(括弧 12 段で約 8〜17 秒)。すぐに読み取れるようにしました
cpdでクラウド個人ファイルを手元のファイルへ上書きでコピーしたとき、暗号化されたファイルの復号に失敗すると、上書き先のファイルが消えることがありました。コピーが途中で失敗したときは、上書き先のファイルをそのまま残すようにしましたカレンダーを作る
CALEで、土曜日の日付と曜日の欄が水色、日曜日の日付と曜日の欄が赤で表示されていなかったのを直しました。平日の祝日には色を付けませんクラウドが混み合って暗号化の鍵を受け取れなかったとき、ファイルのアップロードを失敗にせず待ちに戻し、あとで自動で送り直すようにしました
自動アップロードが止まったあと、ファイルが「同期中」の表示のまま残ることがあったのを直し、エラーとして表示するようにしました
カレンダーを作る
CALEの複数月で、1 列目の日にちが最初の月の日数で切れていたのを直し、一番長い月の日数まで並べるようにしましたCALEの複数月で 12 月から始まる範囲を指定したとき、翌年 1 月の曜日や日付が空になり、「12-1」では 12 か月の表になっていたのを直しましたHELP:<コマンド名>で、コマンド名と同じ名前や似た名前のガイドのページがあると、コマンドの説明ではなくそのページが開くことがありました。HELP:PRINTなどで、そのコマンドの説明ページが開くように直しました。全角で入力したコマンド名でも開けるようにしました。「基本編」などの見出しの名前でHELPを打つと、本文の無いページが開いていたのを、その下の最初のページが開くように直しました
変更
計算式や行番号の指定を打ち間違えたときに出る英語の候補一覧が短くなります(どこで止まったかの表示は変わりません)
行番号の指定に
1+1+…のような項の多い式を書いたとき、約 4,000 項を超えると「計算式が長すぎるか、括弧・関数の入れ子が深すぎるため計算できません」と表示することがあります(これまでは約 4,400 項まで読み取れ、約 4,800 項で「Maximum call stack size exceeded」でした)。32,768 字を超える行番号の並びは、並びとしては読まずに条件として扱いますお問い合わせのときに原因を調べやすくするため、ファイルの一覧、主なコマンドの開始と結果、画面に表示したエラーの流れを、アプリのログ(
main.log)に記録するようにしました。ファイル名や入力した値は記録しません。画面や操作は変わりませんクラウドの内容を手元で復旧するときの記録の書き込みに失敗したときに、原因を調べやすくするため、エラー通報と利用状況の記録に、どの処理の段階で失敗したかと、エラーの種類を加えるようにしました。ファイルの場所や名前、データの中身は含みません。画面や操作は変わりません
TC で計算方法に TT を選び、計算する列を指定したとき、小計行のキー列と計算する列以外の列に、そのグループの最後の行の値が入るようになりました(日付や単価など数値の列も合計せずにそのまま入ります)。これまでは空欄でした。T と、計算する列を指定しない TT は変わりません
オートプログラムで
WFL(ページファイルの書き出し)にページファイル(.myx/.myp)の絶対パスを指定したとき、保存ダイアログを出さずにそのパスへ書き出すようにしました。既にあるファイルは確認なしで上書きします。保存先のフォルダーは先に作っておいてください。これまでオートでWFL:とだけ書いて保存ダイアログを開いていた場合は、空行を飛ばして次の行を保存先のパスとして読むようになるため、WFL::への書き換えが必要です。画面からパスを付けずに手入力で実行したときは、これまでどおり保存ダイアログが開きますこれまでコマンド名で開いていたガイドのページは、
HELP:<コマンド名>では開かなくなります。「計算する」(HELP:計算)・「カレンダー作成」(HELP:カレンダー)・「グラフ機能」(HELP:グラフ)・「印刷する」(HELP:印刷)・「MTの終わり方」(HELP:終わり方)・「入力受付(ACCEPT)」(HELP:入力受付)などのページは、題名の一部や、ヘルプの画面の一覧から開けます
ヘルプ
CALEのヘルプで、1ヶ月のカレンダーの月を空にしたときの説明を「指定した年の1月から」から「今月から」に直しましたHELPのヘルプの「トピック名」の説明を、コマンド名を先に探すことが分かるようにし、例を実際に開ける形に書き直しました