Appearance
4.6.8(2026-08-27)
キーの照合で前後の空白を無視するよう、集計・突き合わせ・並べ替えなど 9 つのコマンドをまとめて MTFREE に揃えたリリースです。あわせて、宣言桁を超えるデータが操作で失われる前に確認を出すようにし、クラウド共有ファイルの削除・数値の解釈・表示まわりの不具合を修正しました。
重要な変更
- 宣言桁を超えた文字や、セルの端の空白が操作で失われる場合に、反映前に確認を出すようになりました。 対象は
CF(桁の変更)・CFP/SEPA(分離)・UNIT/CFP(結合)・CPAST(貼り付け)・C/CNC/UPDの文字位置指定書込です。<r>キーで続行、Esc で操作開始時の表に戻して中止できます。オートプログラムからの実行は確認で止めず、終了時に操作回数と対象セル数をまとめて通知します(セルの内容は通知や記録に含まれません)。これまでこうした操作では超過した文字が黙って消えていました。データの持ち方や変換結果そのものは変えていません - キーの照合で前後の空白を無視するようになりました(MTFREE と同じ規則)。
SHG/DSH/ACMC/PF/MAT・MTE/TC/TM・TMT/SORT/ グラフのタイムライン(工程名・担当者名)が対象です。これまで現金と現金␠(末尾に空白)が別物として扱われ、行が黙って落ちる・グループが割れる・伝票が 2 枚に割れる・並び順が変わる、といった症状が出ていました。落とすのは前後の空白だけで、現 金のような中間の空白は区別したままです。セルの値そのものは書き換えません 0,017のような桁区切りとして成立しないカンマ入りの値を、17などの別の数値として黙って解釈しなくなりました。 こうした値は文字として扱われ、計算・並べ替え・集計・ICM/DCMの対象から外れます
修正
- クラウドで共有されたファイルを削除したとき、一覧から消えるまでに削除を 2 回必要とすることがあった問題を修正しました。サーバ側の共有解除が終わってから一覧を更新します
- 共有したファイルが
TF/DSP/CHFの一覧に出てこないことがある問題を修正しました(「開く」からは開けていたもの) SR/SL/SCで値が変わったときに、その表のヘッド固定・グラフ・デザイン設定が消えてしまう問題を修正しましたSHなどの検索条件で右辺を空にしたc2=/c2<>が、エラーにならずに全行一致または 0 件になっていた問題を修正しました。MTFREE と同じく「検索条件式に誤りがあります」になります- 検索条件の
#s/#l(最小値・最大値)が、複数の列を並べたときに最初の列の値を使い回していた問題と、全角数字やカンマ入りの値が最小値・最大値として算出されながら一致しなかった問題を修正しました TMの集計結果で、元データの0が空欄になっていた問題を修正しましたCとTPの計算結果で、参照した列にカンマ付きとカンマ無しの行が混在すると結果の列でカンマがばらばらになっていた問題を修正しましたPULで行を抜き出したとき、抜き出さなかった行の間にあった横ケイ線がその場に残っていた問題を修正しました。MTFREE と同じく行と一緒に消えますXY(行と列の入れかえ)で、全列が同じ幅になっていたのを、列ごとに「データの最大桁数 + 1」にしました(MTFREE と同じ)- グラフ 11 番(回帰分析 II)の「中心指定」で、軸の範囲外の値を入れるとグラフウィンドウごと落ちていた問題を修正しました。範囲外はエラーとして弾きます
- Caps Lock が ON のとき
Ctrl+A(行挿入)が効かなかった問題を修正しました - ヘッド固定の帯や固定列の下に隠れたセルへ
E/ELなどで戻るとき、セルが帯の下に潜り込んだままになる問題を修正しました TFでファイル一覧を出しているときに名前を打つと「コマンドが見つかりません」になっていた問題を修正しました。一覧が最前面のときはファイル名として開きますCMDに組み込みコマンドと同じ名前(Rなど)を登録すると、組み込みコマンドが使えなくなることに気づけなかった問題を改善しました。登録時に警告を出し、CMDの一覧に「組み込みを上書き」と表示します
新機能
SETBで、表をスクロールしたときに固定する行の既定パターンを選べるようになりました
ヘルプ
SHの#による数値範囲指定(c1#100-200など)をヘルプとガイドに追記し、そのままでは動かなかった検索条件の例を実際に動く形に直しましたSR/SL/SCが寄せを変えるだけでなく、値の前後の空白も取り除くことをヘルプに書きました- 宣言桁を超えた文字や端の空白が失われる操作の確認について、
CF/CFP/SEPA/UNIT/CPAST/C/CNC/UPDとオート実行のヘルプに書きました
変更
- データベース関連のエラーが起きたときの自動通報に、エラーの種類(ファイルが見つからない・他の処理と競合した、など)の分類が加わりました。不具合対応を迅速にするためのもので、ファイルの内容やファイル名は送信されません